ネルソン・ピケJr.は12日(火)、2010年にはF1へ復帰しないことを発表した。
2009年シーズン中にルノーのシートを失ったピケJr.は、故意にクラッシュしたとされるクラッシュゲート事件の渦中にいたが、その後にNASCARのトラック・シリーズのテストに参加していた。
ピケJr.は、カンポスやフォース・インディアから2010年に復帰することもうわさされていたが、12日に自身のウェブサイトで次のようなコメントを発表した。
「F1での18ヶ月は予定していたようにいかなかったけど、違うことに集中すると決めて、アメリカでの道を選んだ」
またピケJr.は、NASCARでの道を選んだことも認めている。
「NASCARはとても挑戦しがいがあるし、部外者が勝ったことはない。真の挑戦なんだ。プログラムの詳細については、すぐに発表するよ」とピケJr.は加えた。
だがピケJr.は、ル・マンに参戦するため、将来にヨーロッパへ戻る可能性もあると語っている。