ブリアトーレ、またもFIAを提訴へ

2010年01月18日(月)
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モータースポーツ界からの追放処分撤回を認める判決を得たフラビオ・ブリアトーレ(元ルノー/マネジングディレクター)が、今度は失った収入についてFIA(国際自動車連盟)を訴えるようだ。

FIAは最近、ブリアトーレがマネジメントを担当するドライバーも2010年のF1へ参戦できると明かしていたものの、追放処分後に2人のドライバーがブリアトーレとの関係を終わらせたとブリアトーレが明かしていた。

ブリアトーレが名前を挙げていたドライバーは、ヘイキ・コバライネン(ロータス)とルーカス・ディ・グラッシ(ヴァージン)だった。

「われわれはアロンソ(フェルナンド・アロンソ/ルノー)を失い、コバライネンも失った。他にも何人かのドライバーが離れていった」

「失ったお金について、FIAを訴えるつもりだ」とブリアトーレは『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙に語っている。

先週に行われていたフェラーリのメディアイベントでは、ブリアトーレのマネジメントから外れたのか、アロンソが明らかにすることはなかった。

「答えたくない。フラビオは友だちだし、彼の息子が無事に生まれることを願っているよ」アロンソのこんなコメントを『La Stampa(ラ・スタンパ)』紙が掲載している。

その一方で『AS』紙は、ブリアトーレが今でも「僕にとって、とても重要な人」だと語るアロンソの言葉を掲載した。

またブリアトーレは『Daily Mirror(デイリー・ミラー)』紙に対し、F1でのキャリアは終わったとして、こう語った。

「今後、F1チームを運営していくことはない。だが、このスポーツで20年を過ごしてきたので、自分の威厳を取り戻したことは重要だった」

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