USF1が2010年シーズン序盤の数戦を欠場する許可を求めたとの憶測を、同チームの関係者が否定した。
イタリアの『Gazzetta Sportiva(ガゼッタ・スポルティーバ)』紙は、3月から4月にかけてバーレーン、オーストラリア、マレーシア、中国で行われる遠征レースを欠場し、5月のスペインGPでデビューする許可をUSF1が求めたと報じていた。
しかし10日(日)、USF1に近い関係者はこの報道を否定し、先週に同チームのスポーティングディレクターがF1の公式サイトへ語っていた次のようなコメントを繰り返した。
「確実にバーレーンのグリッドにつくということ以外、何も言えない」
また、USF1にバーレーンでのグリッドにつく意志があることを示すニュースが2つある。
1つ目は、USF1がジョン・アンダーソンをチームマネジャーに指名したこと。アンダーソンはアメリカのオープンホイール・レース界では有名な人物で、最近はジル・ド・フェランのアメリカン・ル・マンチームで働いていた。
2つ目としては、先週にイギリスで2010年型車のノーズ部分のクラッシュテストを行い、「結果は良好だった」とチームが明かしていることを挙げられる。