ジェローム・ダンブロシオが、ロバート・クビサのチームメートとして2010年のルノーに加入するとの憶測を否定した。
ダンブロシオは、新たにルノーのチーム代表となったエリック・ブーリエが率いるスポーツマネジメント企業グラビティがマネジメントを行っているドライバーである。
ダンブロシオは昨年、DAMSからGP2に参戦していたが、このチームもブーリエが率いていたことのあるチームだ。
またダンブロシオは、ルノーのドライバー育成プログラムに参加していたことや、フォーミュラ・ルノー、ワールドシリーズ・バイ・ルノーにも参戦経験があることから、ルノーとのつながりもある。
しかしダンブロシオはベルギーの『La Derniere Heure』紙へ次のように語った。
「F1は予定に入っていない」
「この数週間で起きていることは、前向きなことばかりだけど、何も保証なんてされていないよ」
「いつかグランプリでレースをしたいと思っている。でもそれまでは、GP2での仕事に集中して、勝たないといけない」
またダンブロシオは、2010年以内にF1へもっと近づきたいとして、こう加えている。
「もし今年中にF1に乗るチャンスを得られていなければ、かなり難しくなる。僕は集中しているし、僕の目標は、もう夢なんかじゃない」