フォース・インディアはエンジンもギアボックスも変更しなかったものの、いくつかのルールが大幅に変更されたことから、全F1チームにとって急がしい冬となった。
デザイン・ディレクターのマーク・スミスが、新車VJM03について語ってくれた。
Q:昨年の冬にフォース・インディアは、比較的遅い時期にエンジンサプライヤーを変更し、マクラーレンのギアボックスを採用したため、これに対応する必要がありました。今年はどれほどスムーズに作業が進んでいますか?
マーク・スミス(以下、スミス):非常にスムーズになっている。VJM03の設計を始めた段階から、2010年に使う予定のエンジンとギアボックスについて、完全に理解している状態だった。
スミス:これにより、VJM02の設計における同じ段階と比べると、非常に大きなアドバンテージを得ている。基本的に、主要な関係はすでに築けており、かなり早い段階でデータ得ることができた。
スミス:その結果として、設計と開発のプロセスが非常にスムーズになった。
スミスはこのほかにも以下のような質問に答えています。
Q:2010年は給油がなくなり、フロントタイヤの幅が狭くなり、ホイールカバーが禁止されます。これらの変更で頭がいっぱいになっていましたか? それとも他にも大きな点はありますか?
Q:昨年のクルマと比べて、VJM03はどこが変更されているのですか?
Q:フロントタイヤの幅が狭くなることの影響は何ですか?
Q:燃料タンクの最適なサイズを計算するのに、どれほど作業しましたか? もし、これを誤れば、モントリオールやバレンシアなど、燃料消費の多いレースで大きな問題になる可能性もありますよね?
Q:多くなった分の燃料をどこかに搭載しなければなりません。どのようにシャシーを大きくして燃料を搭載するのですか?
Q:燃料の搭載量が多くなることでの影響は何ですか?
Q:昨年は、ウイングの開発を続けることが難しくなるとして、早い段階でフロントウイングの可動装置の採用を放棄していましたね。今年はこのシステムを導入することがより重要になりますか?
Q:全体的に、こういった形になったことには満足していますか?
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