クリエン、シート獲得をあきらめず

2010年02月08日(月)
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2010年シーズンの開幕まで約1ヶ月となったが、クリスチャン・クリエンは今でもシート獲得をあきらめていない。

『DiTech Racingshow(ディテック・レーシングショー)』でクリエンは、まだ2010年のドライバーラインアップが確定していない「複数のチーム」と話し合いを続けていると明かした。

現在も空席になっているシートは、カンポスとUSF1に1つずつのみだ。

「今でも大きなチャンスがあるよ」とクリエンは『Der Standard(デア・シュタンダルト)』紙へ語っていた。

クリエンは、ザウバーやルノーと交渉していたことも明かしている。そのため、ペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)やビタリー・ペトロフ(ルノー)は、クビサよりも魅力的なスポンサーシップをチームへ持ち込んだとみられる。

クリエンによると、ザウバーでもルノーでも、「最後の一瞬」までシートを獲得する可能性があったようだ。

「ルノーでは、(ペトロフ起用が)決断される24時間前まで候補になっていた」

「最後の最後に決断が下されていたし、当然チームにとっては簡単な決断じゃなかっただろうね」とクリエンは加えた。

「交渉中であるため」、カンポスとUSF1でのチャンスについては話せないと語るクリエンだが、チャンスは「限定的」なものだと認めつつ、こう語った。

「実際にチャンスがなくなるまで、F1参戦に向けて戦っていく」

「もう1年リザーブドライバーとして過ごしたら、取り返しのつかないことになるね」

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