ザウバー、これからのスポンサー増加に期待

2010年02月01日(月)
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発表されたばかりのザウバーの2010年型車C29は、これから数ヶ月の間にスポンサーのステッカーが増えていくようだ。

C29の白と黒のカラーリングがお披露目された瞬間、多くの関係者がこれはテスト用の暫定カラーリングだと考えた。

しかし発表されたクルマをよく見てみると、ドライバーである小林可夢偉の母国、日本のスポンサーであるスカルプDや、スイスの時計メーカー、サーチナのロゴが確認できる。

「もっと増えることを願っている。バーレーンか、ヨーロッパシーズンが始まるまでには(スポンサーが)もっと増えているはずだ」

「クリスマス前から動き始めたばかりなので、スポンサーを探す時間はあまりなかった。また、スポンサーを探すには難しいタイミングでもある。特に大きなスポンサーは難しい」

このようにチーム代表のペーター・ザウバーは語っているが、運営予算を40%削減することで、2010年の予算はすでに確保できているという。

ザウバーはさらに、ニック・ハイドフェルドがザウバーでのシートを獲得できなかったのは、可夢偉とペドロ・デ・ラ・ロサの両ドライバーがスポンサーを持ち込んだためだとのうわさを否定した。

「それはない。ニックだけではなく、多くのいいドライバーを非常に安い報酬で獲得することも可能だっただろう」

「現在、ペドロからのスポンサーはない。将来的には、スペイン市場からの恩恵を受けられると期待しているがね」とザウバーは加えた。

またザウバーは、2010年シーズン開幕までに、チームの正式名称から「BMW」の名前をなくすことは考えていないようだ。

F1を撤退したBMWが今でもチームを支援しているのか、それともコンコルド協定に関連した金銭面の問題からチーム名を変更していないのか質問されると、ザウバーは「後者だ」と答えていた。

ザウバーはフェラーリからエンジンとギアボックスの供給を受けているが、チーム名にBMWの名前が入り続けることにフェラーリは反対していないのかとの質問に対して、ザウバーは次のように答えている。

「いいや。多くの者にとって、問題のないことだ」

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