シューマッハ、復帰交渉開始は2009年シーズン中だった?

2010年01月28日(木)
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ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のF1復帰が、早い段階から話し合われていたとのうわさが今でも消えていない。

メルセデスGPの前身であるブラウンGPは、ともに2009年のタイトルを獲得したジェンソン・バトンの残留を希望していたというのがチームの公式発表だ。

だが、賛否両論があり、大きな論争にもなっているバトンのマクラーレン移籍が発表されたのは11月18日。シーズン終了から、わずか2週間後のことだった。

ロス・ブラウン(メルセデスGP/チーム代表)との交渉について質問されたシューマッハは、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙へこう語っている。

「6月ごろから話し合いをしていたけど、単なるジョークみたいなものだった」

「真剣な提案がされたのはシーズンが終わってからだよ」

また『Bild(ビルト)』紙に対しては、シューマッハは次のように話している。

「アブダビでの最終戦から(交渉が)始まった」

「上質な葉巻と一緒にお祝いのディナーをしている時だった。彼に“真剣にそんなことを僕に聞いているの?”って聞いたんだ。彼の答えは“君にその気があるのなら、私は何も心配していない”だったよ」

さらにシューマッハは、「2年前」と「1年前」にもブラウンからF1復帰する気はないか聞かれていたと語り、こう加えた。

「でも、そのときは準備ができていなかった。昨シーズン前、彼はホンダ(の撤退)やメルセデスエンジン獲得のことを、すべて教えてくれていた。僕はおとなしく彼の話を聞いて、“楽しんでね!”って伝えていたんだよ」

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