F1のスポーティング・ワーキング・グループ(SWG)が、2010年のポイントシステムにおけるいくつかの変更を承認した。
数週間前には、優勝ドライバーと2位のドライバーのポイント差が、7ポイントに拡大される見通しだと報じられていた。
SWGは先週にこの変更を認めたようで、これにより1位のドライバーからそれぞれ25-20-15-10-8-6-5-3-2-1だったポイントが、25-18-15-12-10-8-6-4-2-1に変更されることになる。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)は、この変更はいいアイデアだとして、こう語った。
「ドライバーがリスクを負いたがらないことが原因ではないが、優勝と2位の差が2ポイントだったら、すべてが終わりというわけではない」
「だが、その差が大きくなれば、モチベーションも上がるし、それぞれがより激しく攻めていくことになる」
だがこの変更が有効になるには、F1委員会と世界モータースポーツ評議会での承認も必要だ。
この変更を認めたSWGだが、ポールポジションとファステストラップのドライバーに1ポイントずつ与えるという変更は却下されたようだ。
最近の報道では、数チームがこの案を支持していると報じられていた。
「(ポールに)何ポイントか、1ポイントでも与えられれば、最高なことだよ」
「ファステストラップにも同じことが言える。いいモチベーションになるし、ポイントまでもらえるんだからね」とフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)も最近に語っていた。