トロ・ロッソ関係者が18日(月)、ブルーノ・セナ(カンポス)が2010年にトロ・ロッソへ移籍する可能性を否定した。
セナはすでにカンポスと契約を結んでいるが、もしカンポスが予算を確保できなかった場合、トロ・ロッソへ移籍する可能性もあると報じられていた。
しかし、トロ・ロッソのオーナーであるレッドブルのモータースポーツ・コンサルタント、ヘルムート・マルコは、次のように『422race.com』へ語った。
「そういった事実はない。聞いたこともないよ」
トロ・ロッソは、すでにセバスチャン・ブエミの残留を発表しているが、マルコによると、今年もハイメ・アルグエルスアリがブエミのチームメートになる可能性が高いようだ。
「アルグエルスアリになる。契約上の問題が解決できていないだけだが、基本的にはアルグエルスアリだ」とマルコは語っている。
アルグエルスアリの残留が発表される日程は決まっており、トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストも「発表がいつなのか知っている」ことをマルコは示唆していた。
またマルコは、ミルコ・ボルトロッティがレッドブルのドライバー育成プログラムから外れたことも認めている。
「確かにそうだ。われわれは彼にF2のシートをオファーし、ミルトンキーンズに引っ越してくることを求めた」
「リチャルド(ダニエル・リチャルド)やハートレイ(ブレンドン・ハートレイ)はみんなミルトンキーンズに住んでおり、シミュレーターなどで作業をして、比較している」
「だが彼は、ミルトンキーンズへ来ることを拒んだ。だから彼を外した」とマルコは説明した。