フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、サーキットでのテストを厳しく制限することでコストを削減しようとするF1の試みを残念がっている。
2010年にフェラーリへ移籍したアロンソだが、厳しいテスト制限のため、まだフェラーリでのテストをできていない。
アロンソは現在、フェラーリのスキーイベントに参加しているが、スキーは苦手なようで、“シューマッハ”の名が付けられたコースで転倒していたようだ。
スキーの練習も、シーズン開幕前のテストも足りないとして、アロンソは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌へ次のように語った。
「新車に慣れるための時間は、7日か8日しかないんだ」
「開幕戦では、新しい環境にまだ完全には慣れていないかもしれない。ただ、最悪でも3戦目までには、ほんとうのアロンソをお見せするよ」
さらにアロンソは、厳しいテスト制限についてこのように不満をもらした。
「シーズン開幕前に7回しか練習できないスポーツなんて、他にはないだろうね」