グループ・ロータス、将来的にF1エンジン製造の可能性も

2010年12月16日(木)
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グループ・ロータスが、将来的にはF1へエンジンを供給する可能性もある。グループ・ロータスのダニー・バハールCEOが『Reuters(ロイター)通信』へ語った。

グループ・ロータスは先日、ルノーF1と提携し、同チームのタイトルスポンサーとなり、2011年はロータス・ルノーGPとしてF1に参入することを発表した。フランスの自動車会社ルノーは、すでにチーム株式をすべて手放しているが、ロータス・ルノーGPへエンジンを供給する3年契約を結んでいる。

さらにグループ・ロータスは、インディカーへ2012年からエンジンを供給することも発表していた。また、現在ロータスの市販車にはトヨタ製のエンジンが搭載されているが、将来的に自社製エンジンを搭載する計画があり、F1エンジンを製造する可能性もあるとして、バハールはこう語った。

「われわれが、2012年に向けてインディカーのエンジンを開発すると発表した事実は、われわれがすでに、自社ブランドのエンジンメーカーになることに大きな興味を抱いていることを示すものだ」

「市販車について言えば、エンジンはスポーツカーの心臓部であると私は考えている。そのため、将来のスポーツカーに向け、独自にエンジンを製造するという決断が正しいと考えるのも、的外れなことではない」

「これは、自社製エンジンを搭載したスポーツカーという、完全な自社製品を製造するための第1段階だ。ほかのことについては、論理的に答えが出てくる」

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