チーム・ロータスが1月に2011年型車を発表するという。同チームのリアド・アスマットCEOが明かした。
チーム・ロータスは現在、グループ・ロータスとの間でチーム名やカラーリングをめぐって対立しているが、これが新マシンの開発に影響を与えることは無いとアスマットは語る。
「われわれは、7月から風洞で2011年型車の開発を進めてきた。これまで、月ごとに定めた目標は達成しているよ」
「現状には満足しており、1月の新車発表を心から楽しみにしている」とアスマットは『Star(スター)』へコメントした。
グループ・ロータスが8日(水)、ルノーF1と提携することを発表した際、ブラックとゴールドのカラーリングも公開していたが、チーム・ロータスも来季はブラックとゴールドのカラーリングで走る予定だった。しかしアスマットは、2011年のチーム・ロータスも今季同様、グリーンとイエローのカラーリングで走る可能性があると認めた。
「シーズンが始まる前に、カラーリングについては考える必要があるだろう。だが、(検討するのは)カラーリングのみだ。それ以外のものではない」
「一般からの意見では、グリーンとイエローのカラーリング維持を望む声が大半だ。だが、クルマにとって最も重要な要素は、速さだ。グリーンにしろ、ブラックにしろ、どれほど美しいかということではない」