チーム・ロータスが、来季もグリーンとイエローのカラーリングでF1を戦う可能性が出てきた。
チーム・ロータスは、2010年のF1をロータス・レーシングとして戦ったチーム。同チームは、チーム・ロータスとして来季のF1にエントリーしており、かつてアイルトン・セナなどが所属していた時代にチーム・ロータスが採用していた、ブラックとゴールドのカラーリングを復活させると発表していた。
このカラーリングは、当時のチーム・ロータスのスポンサーであるタバコブランド『JPS』のカラーを反映させたものであることから、「JPSカラー」と呼ばれ、いまだにファンからの人気が高いカラーリングだ。
しかし、グループ・ロータスと提携し、来季はロータス・ルノーGPとして参戦することを8日(水)に発表した際、ルノーF1が公開したクルマの画像もJPSカラーのものだった。
ロータスという名を冠した2つのチームが、似たようなカラーリングで走ることによって、ファンが混乱することも予想されたが、チーム・ロータスの技術責任者マイク・ガスコインが、ツイッターで次のようにつぶやいた。
「多くのファンが、私たちはグリーンとイエローのカラーリングを維持するべきだと言っている。みなさんの意見を聞かせてください」
その後、ガスコインのもとには多くの意見が届いたようで、「カラーリングに関する返信をありがとう」とガスコインはファンに感謝した上で、「グリーン&イエロー-77%。ブラック&ゴールド-15%。レッド&ゴールド-4%。その他-4%。決定的なようだね」とつぶやいている。