フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、アブダビGPを前にした心境を語った。
エイドリアン・スーティル
「先週のブラジルでは、自分たちのパフォーマンスにとても満足していた。ペースは良かったし、レースを楽しめたよ。10番手も上げることができたし、トップ10と同じようなラップタイムを記録できたから、僕たちのパフォーマンスがまだ高いことを証明できた。あとは、予選を改善する必要があるだけだね」
「アブダビは、とても素晴らしいレース開催地だよ。超近代的な街で、いつも建設途中の建物があって、見るたびにどんどん大きくなるんだ! ヤス・マリーナ・サーキット(アブダビGP開催地)も同じように超ハイテクなんだ。施設とスタイルという面では、F1でも最高クラスのパドックだね」
「コースにはティルケ(ヘルマン・ティルケ/F1サーキットデザイナー)らしい部分がたくさんある。ヘアピンや長いストレートとかね。だから、追い抜きをできる場所はいくつかあるよ。とても接戦の選手権になっているから、大興奮のレースになるだろうね」
「チームが過去最高の順位、(コンストラクターズ選手権)6位になるのを手助けするため、僕もモチベーションがとても高くなっている。それに僕自身も、ルーベンス(バリチェロ/ウィリアムズ)を抜いて、ドライバーズ選手権でトップ10に返り咲きたい」
「ミハエル(シューマッハ/メルセデスGP)には大きく離されているけど、ルーベンスを抜いて10位になることは可能だと思う。ブラジルでは、新パーツでクルマがうまく進歩していた。それに、アブダビでもテストする新パーツはあるから、最高だったシーズンの最終戦に向けて、とても前向きな状況だよ」