ブルガリア、路面の加熱機構つきハイテクサーキットを建設へ F1開催を目指す

2010年10月29日(金)
ブルガリア、路面の加熱機構つきハイテクサーキットを建設へ F1開催を目指す thumbnail

F1開催を目指しているブルガリアで、人工的に路面の温度を上げる機能を備えた、ハイテクサーキットの建設計画が進んでいる。

これは、『automoto365.com』が報じたもの。2011年からF1のタイヤサプライヤーに決まっているピレリなどの、タイヤメーカーのテストコースに採用されることを目指しているようだ。

『Sofia(ソフィア)通信』に対し、ブルガリアのモーターサイクル連盟のボグダン・ニコロフ会長は、この技術の採用により、気温に関係なくテストを行うことができるようになると説明している。

「F1開催に向け、このプロジェクトの素晴らしい点は、ブルガリアのF1サーキットが、世界初のアスファルトの加熱機構という専売特許のようなものを有したサーキットになるということだ。アスファルトのセントラル・ヒーティングのようなものになる」

「これにより、タイヤを製造しているすべての企業が、自分たちのタイヤをテストするため、われわれのコースを使いたがるだろう。われわれのコースでは、気温のコンディションに左右されることなく、さまざまな温度でテストをすることができる」

ブルガリアは、F1とMotoGPの両方を開催することを目指している。F1では、最高権威のバーニー・エクレストンが、2012年からのレース開催契約を結ぶ可能性もあるとの報道もある。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧