日本GPで予選と決勝が日曜に同日開催されたことを受け、レース週末の日程を2日間に短縮する案が再浮上している。
鈴鹿サーキットで開催された日本GPでは、予選が行われるはずだった土曜(9日)に大雨が降ったため、予選は日曜(10日)に順延され、予選と決勝が1日で行われた。
これを受けてF1界では、コスト削減の意味も含め、現在は3日間で行われているレース週末のスケジュールを、2日間にすることができないかという話し合いが行われているようだ。
「チームとしては、非常に濃縮されていて、アドレナリンやプレッシャーの多いものになった」
「それに、もしクルマに問題が起きたり、クラッシュしたりした場合、レースのスタートに間に合わせるのが非常に難しくなる」
「(しかし)君たち(メディア)や一般のファンがどう考えるのか興味深いね」とフェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリはコメントしている。
一方、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、『『L’Equipe(レキップ)』へ次のように語った。
「(日本では)悪天候のために、2日間というスケジュールがうまくいったんだと思う。金曜については、もっと濃縮させることができるだろう」
「個人的には、土曜に予選を行い、日曜に決勝という形を残したい。だが、金曜にできることはあるはずだ」
「例えば、若いドライバーの起用もその1つだ。水曜に全員がサーキットに到着するのは、無意味なことだよ」
「FIA(国際自動車連盟/統括団体)やFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント/F1運営団体)と話し合いをする必要がある」