初のF1開催に向け、ようやくサーキットの認証を受けた韓国GPだが、懸念材料は尽きない。
韓国GPは10月22日(金)に開幕する予定だが、サーキット建設が大幅に遅れたため、開催がキャンセルになるとの憶測もあった。
しかし、F1のレースディレクターも務めるチャーリー・ホワイティングが11日(月)からコース査察を行い、韓国GP開催まで2週間をきった段階でようやくコースの認証を受けられた。
だが、コース路面の最上層は先週に敷設されたばかりであり、この路面に懸念を抱いている関係者は多い。
メルセデスGPのニコ・ロズベルグも路面の状態を心配しており、「唯一の懸念材料は新しいアスファルトだよ」と『Welt (ヴェルト)』紙へ語った。
1985年のベルギーGPでは、路面がはがれるという問題が発生したため、予選終了の数ヶ月後に決勝が行われたという「前例」もある。