日本GP木曜日FIA記者会見

2010年10月08日(金)
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出席ドライバー:ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、小林可夢偉(ザウバー)、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、山本左近(ヒスパニア・レーシング)

Q:カムイ、あなたにとって母国グランプリとなりますが、もう長い間(日本で)レースをしていませんよね。17歳以降は鈴鹿では走っていないと思うのですが。
小林可夢偉(以下、可夢偉):鈴鹿で最後に走ったのは7年前だよ。ずいぶん経ったよね。また鈴鹿で走れるなんてワクワクするよ。

Q:昨年は初日のフリー走行で走りました。
小林:ウエット状態でテストをしただけだった。今回はもっとサーキットやクルマを知る機会があると思うから、いい結果を出せるチャンスも増えるんじゃないかな。鈴鹿での経験は少ないけどね。F1ではウエット状態での経験しかない。

Q:ちょうど1年前にデビューを果たしましたね。あなたにとって周囲はどのように変化しましたか。また、あなたご自身も昨年と比較してどう変化しましたか。
小林:2009年は僕自身にとって転機だったと思っている。この1年でいろいろ変わったよ。いろんなことがたくさん起きて、僕はまだF1にいる。だからとてもうれしく思っているし、ファンや支援してくれる人、多くの人に感謝しているよ。

Q:あなたはすでに来季もザウバーに残留が決定していますよね。それについてはどう思われますか。
小林:僕にとってはとてもすばらしいことで、僕自身誇りに思っている。今年の序盤はすごく難しかったけれど、やっとここにきて数戦安定してポイントが取れている。チームも満足しているし、残りのシーズンも僕たちのありったけのパフォーマンスを確実に見せられるようにしないとね。

Q:サコン、お元気ですか。体調はいかがでしょうか。
山本左近(以下、左近):はい、体調はいいよ。まず、言いたいことがある。今週初め、僕たちには悪いニュースが届いたんだ。僕たちの同僚で、モーター・スポーツ・ジャーナリストをしていたんだけど、鈴鹿に来られなくなったんだ。できなくなってしまった。安らかに眠って欲しいと思っているよ。鈴鹿でF1を観戦して、ここからゴーカートのレースを始めたから戻ってくるのは常に特別な思いがあるよ。F1ドライバーとして鈴鹿に戻ることができるなんて格別だね。ここにいることを誇りに思っているし、日本のファンの前でレースすることを本当に楽しみにしているんだ。

Q:ヒスパニア・レーシング(以下、HRT)との将来はいかがでしょうか。今後や来年についてはどう思っていますか。
山本:来年もHRTにいるかはまだ分からないんだ。だけど僕たちはベストを尽くすし、僕は彼らとまた仕事をすることを楽しみにしているよ。

Q:再びこのサーキットに戻ってきましたね。あなたからご覧になって、どの辺りが特に難しいのでしょうか。
山本:そうだね、僕から見るとセクター1がもっとも難しいかな。1コーナーからおそらく10コーナーまでまっすぐに走れる時間も機会もないと思うんだ。ずっと右か左に曲がらないといけない。とても厳しくなると思う。そこがこのサーキットのいいところでもある。僕たちは限られた状況の中でそこをドライブするのはすごく難しくなるだろうけど、ベストを尽くすよ。

Q:エイドリアン、昨年は予選で4位に入りましたね。実際はその位置からスタートしませんでしたが、今年も同じようなパフォーマンスができる機会があると思われますか。
エイドリアン・スーティル(以下、スーティル):絶好のチャンスがあるといいな。ここ数戦よりは少しだけ僕たちに合っているサーキットだと思う。またトップ10に入ってポイントを取ることが目標だ。今は堅実な仕事をして完走することがとても重要なんだ。可能なら、1ポイントだって欲しいね。僕も今週末鈴鹿でレースすることを楽しみにしている。すばらしいサーキットだし、いい思い出もあるからね。

Q:将来はルノーとの関係が取り沙汰されていますね。それについてはどう思っていますか。
スーティル:今はノーコメントだ。まあ、今後の展開を見守ってよ。できるだけ早いといいな。決断を下すまであまり待ちたくないんだけれど、割と早くに言えると思うよ。

Q:2週間後にわれわれは韓国へ行きます。レースに向けてどういった準備をされていますか。またどんなことを期待していますか。
スーティル:もちろん、サーキットでは1周目からいろんなことが待ち受けている。一度見てみたけれど、鈴鹿が終わったらシミュレーターで体験することになっている。それから少し慣れるだろうね。少なくともコーナーがどこにあって、サーキットがどんなものかは分かるよ。でも最高のシミュレーションはできないだろうね。実際のサーキットでの経験が必要だ。開催されることを願っているよ。写真で見るとあまり良さそうじゃないんだけどね。だけど、一般的に僕は新しいサーキットでレースをすることを楽しみにしている。どこか他のところへ行くのは、挑戦になるからね。韓国はすべてがちょっと違うだろうけど、純粋にレースができると思うよ。

Q:韓国へ行かれたことはないんですか。F3時代にも?
スーティル:ないね、今回が初めてさ。

Q:ルイス、あなたは韓国へ行ったことがありますか。
ルイス・ハミルトン(以下、ハミルトン):あるよ。

Q:レースで思い出されることはありますか。
ハミルトン:F3で行ったことがあるんだ。マカオに続いてのレースでね。サーキットのことはあまりよく覚えていないけれど、すごく難しいシケインがあったよ。予選でポールを取ったんだ。初めてのポールだったと思うな。あるドライバーにコースオフにされてしまったけれど、それ以外はいい週末だったよ。

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