縁石でクラッシュのエイドリアン・スーティルに1万ドルの罰金=F1シンガポールGP

2010年09月25日(土)
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エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)が、1万ドル(約84万円)の罰金を科された。

シンガポールGPのフリー走行2回目、スーティルはターン10の縁石に乗りすぎてしまい、クルマが宙を舞った。そして着地の際に左フロントが壊れ、しばらくコース上を走行した後に、エスケープゾーンでクルマを止めていた。

しかし、スーティルの左フロントのサスペンションは、完全に折れた状態になっており、とてもコントロールできるような状態ではなかったことから、これが危険行為と判断され、罰金を科されることになった。

ルールでは、メカニカル面で深刻なトラブルを抱えたドライバーは、すぐにコースを離れなければならないと規定されている。これは、ほかのドライバーやコースマーシャル、そして観客が危険な状態にさらされるのを防ぐためだ。

ターン10の縁石は、縁石が高いためにコントロールを失いやすいとして危険だと指摘されていた。2008年には当時フェラーリに所属していたキミ・ライコネンが、ここでのクラッシュによりリタイアしている。

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