レッドブルはイタリアGPの際、統括団体FIA(国際自動車連盟)が強化したフロアの検査で、当初は基準を満たせていなかった。
イタリアGPからフロアの検査基準が強化され、以前ほどたわむことが許されなくなったが、新検査を受けた全チームが合格していた。
10日(金)と11日(土)には、レッドブル、フェラーリ、マクラーレンがFIAの公式検査を受け、どのチームのクルマも検査に合格している。
しかし、公式検査が行われる前、レッドブルとマクラーレンが、新検査機器や検査方式を使用する許可をFIAに求めていたことが明らかになった。
レッドブル、マクラーレンともに、イタリアGPに向けてフロアの設計を変更したと認めていたが、マクラーレンはこの事前検査で合格の確認を取れた一方、レッドブルはわずかな差で合格できなかったと『BBC』は報じている。
その後、レッドブルは夜の間に修正を行い、予選でマーク・ウェバー(レッドブル)が4番手になった後に行われた公式検査では、無事に合格していた。