セバスチャン・ベッテルは「成長痛に苦しんでいる」とデビッド・クルサード

2010年09月01日(水)
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ベルギーGP決勝中にコントロールを失い、ジェンソン・バトン(マクラーレン)をリタイアさせたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、ペナルティーを受けるべきではなかった。

こう語るのはマルク・ジェネ。フェラーリのテストドライバーを務めており、ベッテルのファンとは思えないジェネだが、ベッテルへのペナルティーは「明らかに適当ではない」と語っている。

「彼がアグレッシブすぎたのは事実だけど、ペナルティーについては…彼は何も間違ったことをしていない。レース中のアクシデントだよ」とジェネは『El Mundo(エル・ムンド)』紙のコラムに書いた。

ニキ・ラウダはより厳しい予測をしており、もしベッテルがもう一度ミスをすれば、2010年のタイトル獲得は不可能になるとして、『Bild(ビルト)』紙でベッテルへこう語りかけた。

「君には素晴らしい才能があるが、必要以上にリスクを冒していた」

「もう一度ミスをすれば、君のタイトル争いは終わる。そうすれば、チームメートのために走ることになるだろう。それこそ究極のペナルティーだ」

また、ラウダはベッテルがプレッシャーに苦しんでいると考えており、次のように続けている。

「君は最速のクルマに乗っている。誰もが君にトップを走ることを期待し、それ以外の結果は落胆するのだから、プレッシャーに苛(さいな)まれることもあるだろう」

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