F1の最高権威バーニー・エクレストンは、韓国GPがきちんと開催されると断言した。
最近、複数のチーム関係者が韓国GPを開催予定のサーキット建設地を訪れた。しかし、コースはまだ舗装されておらず、サーキット内の建物も完成には程遠い状態だったことから、不安な表情を浮かべていた。
「私が最も懸念しているのは、ある写真のことだ。ほんの少しの人しか作業していなかった」と元F1チーム代表のエディ・ジョーダンは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ語った。
サーキットは来週に正式オープンを迎え、カルン・チャンドック(ヒスパニア・レーシング)がレッドブルのクルマでデモ走行を行う予定だ。
「もし舗装されていなければ、短いデモになるな」とレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは笑っていた。
しかし、すでにコースの舗装が完了し、アスファルトの乾燥と硬化も間に合うと関係者が自信を見せているとの情報もある。
予定通り、10月24日に韓国GPが開催されると思うか質問されると、エクレストンは「答えはイエスだ。何とか開催させる」と答えた。
またエクレストンは、もし韓国GPがキャンセルになった場合、19戦という年間開催数を維持するため、代替地でレースが行われるとのうわさを次のように否定した。
「どこで(代替レースを)開催し、誰が費用を払うと言うんだ?」