ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が24日(火)、メルボルンの法廷から500ドル(約3万7,000円)の罰金刑を言い渡された。
2008年のF1チャンピオンであるハミルトンは、今年のオーストラリアGPの際、サーキット近くの公道における暴走行為のため現地の警察に捕まっていた。その後、ハミルトンは起訴され、24日に裁判が行われたが、ハミルトン本人が出廷することはなかった。
24日の裁判には、ハミルトンの代理としてサンディップ・ムカージー弁護士が出廷。ムカージーは、2通の書簡を法廷に提出し、この事件後、大々的にメディアに取り上げられたことで、ハミルトンが「不名誉や屈辱的な扱い、そしてストレスに」苦しんだと主張した。
またハミルトンは書簡の中で、今回の件は「一時的に判断力を失った」結果であるとして、「大々的な」注目を集めたこと自体が「罰に値する」ものだと語った。