ハンガリーGPで厳しい幅寄せを行ったミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)を、各国のメディアが批判している。
シューマッハはハンガリーGPの終盤、かつてフェラーリでチームメートだったルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)に抜かれる際、ピットウォールのギリギリまで幅寄せを行っていた。
これに対してイギリス各紙は、シューマッハに引退することを要求。『Daily Telegraph(デイリー・テレグラフ)』紙は、シューマッハの「F1におけるごう慢な行いは、もはや許容しがたい」と書いた。
また、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙は、危険だとの指摘も出ている今回の走りについて、シューマッハがついに「行き過ぎてしまった」と報じ、こう続けた。
「ごう慢なシューマッハは後悔の念を示してこなかったが、今回も同じだった。彼が間違いを犯すことはないようだ。今回、最悪の結末にならなかったのは奇跡だ」