ハンガリーGPでドライブスルーのペナルティーを受け、優勝をみすみす逃したことは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がまだ学習段階にあることを示している。
こう語ったのはレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナー。ベッテルについては、3度のF1チャンピオンであるニキ・ラウダが、「ヘマをした」ことを認めるべきだと非難していた。
ベッテルはペナルティーでピットレーンを走行中、コックピットの中から不満をあらわにし、レース終了後には自分の順位が書かれたボードにフロントウイングをぶつけていた。
ベッテルのペナルティーは、セーフティカーが解除される際に前を走るクルマから離れすぎたことに対するものだが、表彰台へ向かう前にベッテルは、統括団体FIA(国際自動車連盟)の関係者へ「意図的ではなかった」と訴えかけていた。