フェラーリはイギリスGPにおいて、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がロバート・クビサ(ルノー)を追い越したときシケインをカットしたことについて、ポジションをクビサに譲るようにと、FIA(国際自動車連盟)レースディレクターのチャーリー・ホワイティングが「すぐに」アドバイスしたと語ったことについて、否定した。
フェラーリは、アロンソのドライブスルー・ペナルティーのタイミングに批判的であり、FIAが「ゆっくり決定した」ことは、「事実」であると語っている。
ホワイティングは先日、フェラーリの意見に反論し、次のように明かした。ペナルティーが出される前に、クビサにポジションを譲るよう「直後に」3回もアドバイスをした。
しかしフェラーリのチームマネジャー、マシモ・リボーラは、ホワイティングがレース後にスチュワードが審議するだろうと語ったと明かした。
「ただ事実を説明したいだけだ。われわれが、まちがっていないと解釈されるだろう」とリボーラは『La Stampa(ラ・スタンパ)』紙に語った。
リボーラによると、アロンソがオーバーテイクをした後、ホワイティングに「何かしなければならないか」と聞いたという。さらに、ホワイティングは約2分後に返答したと語った。
「1分55秒は、直後ってことではない」