ヨーロッパGPのスチュワードは、9人のドライバーに5秒加算のペナルティーを科した。
マーク・ウェバー(レッドブル)とヘイキ・コバライネン(ロータス)のクラッシュにより、セーフティカーが導入されたが、この際のラップタイムについて、9人のドライバーがレース後の審議対象になっていた。
スチュワードは、セーフティカーが入った際に規定されたラップタイムを守らなかったとして、これら9人のドライバーに5秒加算のペナルティーを科すことを決定。5秒加算のペナルティーを受けたドライバーは以下のとおり。
ジェンソン・バトン(マクラーレン)、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)、ロバート・クビサ(ルノー)、ビタリー・ペトロフ(ルノー)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ビタントニオ・リウッツィ(フォース・インディア)、セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)、ペドロ・デ・ラ・ロサ(ザウバー)。
これにより、9位フィニッシュのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1つポジションを上げた。また、10位フィニッシュのデ・ラ・ロサはポイント圏外へ。ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)が10位になり、ポイントを獲得した。ポイント圏内では、これ以外の順位変動はない。
7位でフィニッシュした小林可夢偉(ザウバー)の順は変わらない。
また、ティモ・グロック(ヴァージン)は青旗を無視したとして20秒加算のペナルティーを受けている。