ウェバー、移籍の可能性を示唆

2010年05月24日(月)
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マーク・ウェバー(レッドブル)が、レッドブルから他チームへ移籍する可能性を示唆した。

ウェバーがスペインとモナコで2戦連続ポール・トゥー・ウィンを達成したことを受け、レッドブルはウェバーとの契約更新を希望していると示唆していた。この2連勝によりウェバーは現在、ドライバーズ選手権でトップに立っている。

しかしウェバーについては最近、フェラーリ移籍のうわさも出てきており、ウェバー本人は『Daily Mail(デイリー・メール)』紙へ、来年どのチームに所属するのかまだ分からないと語った。

「2戦連続で勝っただけなのに、みんな来年はどこで走るのか僕に聞いてくるよ」

「レッドブルのみんなとは、とても親密になっているし、いろいろなことを経験して、彼らとは最高な関係を築けている。でもF1の世界では、ものごとがすぐに変わってしまうこともあるから、次の瞬間に何が起きるか分からない」とウェバーは話している。

ウェバーとの契約については、モナコGP後にレッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)やヘルムート・マルコ(アドバイザー)がコメントしていたが、チームオーナーであるディートリッヒ・マテシッツも、『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』へこう話した。

「彼ら(ウェバーとベッテル)は異なる個性を持っているが、戦いになれば彼らが勝者になる」

マテシッツはさらに、ウェバーについて「フェアでアスリートらしいスポーツマンの典型」と表現している。

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