苦戦が続くザウバーのテクニカルディレクターに就任したジェームス・キーにとって、「ちょっとした組織変更」が初仕事の1つになるようだ。
前チームオーナーであるBMWのF1撤退後、ザウバーは再びプライベートチームになったが、今季は開幕からペースに苦しみ、2010年型車C29の信頼性も苦しいものになっている。
ザウバーで長年テクニカルディレクターを務めていたウィリー・ランプのあとを引き継いだキーは3日(月)、初期的な分析作業は終わったとして、次のように語った。
「今のチーム規模をもっと有効に使うため、ある分野の作業ではわずかに異なったアプローチを取り入れる必用がある」
「短期的には、技術陣でちょっとした組織変更を行う。これはちょうど着手したばかりだ」
「これによって今の小さくなった運営規模に見合ったチームになるだろう。特に、運営面での効率に効果があるはずだ」