14日(水)のようにあられが降ることはないが、ドライバーが上海インターナショナル・サーキットを歩いてコースを確認していた15日(木)も上海は寒かった。
マレーシアでは猛烈な蒸し暑さに襲われたF1サーカスだが、上海ではドライバーらがコートを着込み、襟を立ててポケットに手を入れるなど、まるで冬のテストのような光景が見受けられる。
「とても春だという気はしないね」とフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は語っており、スイスのメディアも「まるでチューリッヒだ」と話していた。
だが、4月中旬の上海がここまで冷え込むのは珍しく、14日は1873年以来の寒さだったとのことだ。
アロンソも「週末に向けて天候は回復するはずだけど、あらゆることに対して準備しておかないとね」と警戒している。
16日(金)と17日(土)は天候が回復するとみられているが、決勝が行われる18日(日)は雨の可能性もある。