今年に初開催される予定になっている韓国GPのプロモーターが、レースはキャンセルになる可能性があるとの報道を否定した。
『Focus(フォーカス)』誌は、ヨンアムで進んでいるサーキット建設がレースまでに完了しない可能性があると報じ、2010年の韓国GPはキャンセルになる可能性もあるとしていた。
F1最高権威バーニー・エクレストンが前戦マレーシアGP後、直接韓国へ向かっており、数日以内にレースをキャンセルするか決断するとも『Focus(フォーカス)』誌は報じた。
さらに『Focus(フォーカス)』誌は、「予定どおりに(サーキットが)完成しないことを懸念」していると語る、サーキット・デザイナーのヘルマン・ティルケのコメントも掲載している。
これに対しプロモーターである韓国オートバレー・オペレーションのチャン・ユンチョCEOは『BBC』へ、次のようにキャンセルの可能性を否定した。
「建設は予定よりも早く進んでおり、完成に向けて何の問題も抱えていない」
「エクレストン氏は、サーキット建設の進ちょくだけではなく、韓国でのF1レースの方向性にも満足しており、何も疑念や懸念を抱いていないと私は理解している」