レースを完走できたのはいいことだが、まだまだ上を狙っていく。ヒスパニア・レーシングのブルーノ・セナがこう語っている。
ヒスパニア・レーシングは、開幕前にチームが消滅することもうわさされたが、何とか開幕戦に登場。事前のテストを1回も行わないままの開幕を迎えたものの、第3戦マレーシアGPではダブル完走を果たし、チーム代表コリン・コレスも「素晴らしい1日だった」とチームの働きを称賛していた。
しかしセナは、『Globo(グローボ)』へこう語っている。
「みんな(ダブル完走に)満足しているよ。テストをしないまま、多くの問題を抱えてシーズン開幕を迎えたチームにとっては大きな功績だからね」
「ただ、いつまでも完走するだけで満足していられない。ブレーキング時のクルマはかなり悪いんだよ」