現役復帰戦でのミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のパフォーマンスについてイタリアメディアが痛烈な報道をしたことを受け、ドイツメディアが反論した。
バーレーンGPの週末を通じてシューマッハは、チームメートであるニコ・ロズベルグのペースについていけず、レースもロズベルグの後ろ6位でフィニッシュした。
「生きる伝説シューマッハのことは尊敬しているが、フェラーリはアロンソ(フェルナンド・アロンソ)という正しい選択をした」と『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セーラ)』紙は書いている。
『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙も、「シューマッハ時代とのつながりを断ち切った」としてアロンソを称賛。
このようなイタリアメディアの報道を受け、ドイツの『Bild-Zeitung(ビルト・ツァイトゥン)』紙は次のように反論した。
「悪い敗者がいるように、悪い勝者もいるものだ」
『Bild-Zeitung(ビルト・ツァイトゥン)』紙は、イタリアのメディアがベッテルのトラブルによって1-2フィニッシュが達成されたことに言及していないと指摘。
『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』誌も、「シューマッハはこれ(批判)を受けるのに値しているのか?」と報じている。
だが『Corriere dello Sport(コリエーレ・デロ・スポルト)』は、次のように書いた。
「(シューマッハのパフォーマンスに)不名誉になるような点はないが、称賛にも値しない」