シューマッハ、苦しいレースを予想

2010年03月14日（日）

バーレーンGPで7番グリッドを獲得したミハエル・シューマッハが、レースでポジションを上げるのは難しいと認めた。

現役復帰初戦となったバーレーンGP、シューマッハは週末を通じてチームメートのニコ・ロズベルグに後れを取っているが、『La Stampa（ラ・スタンパ）』紙には次のようなシューマッハのコメントが掲載された。

「レースは難しくなるよ」

「オーバーテイク？　可能だけど、可能性は低いね。マクラーレンはストレートで速すぎるし、フェラーリやレッドブルのペースは強力すぎる」

「表彰台は非現実的な夢というわけではないけど、かなり厳しいと思う」

メルセデスGPはシューマッハとロズベルグを対等に扱うと明言しているが、シューマッハのほうがより大きな影響力を持っていることを示唆する兆候もある。

当初、ロズベルグがカーナンバー3になる予定だったが、シューマッハの希望によりカーナンバー3はシューマッハのものとなった。

また『Daily Mail（デイリー・メール）』紙は、バーレーンに到着したシューマッハは割り当てられたガレージの位置をロズベルグと交換するようチームへ要求したと報じている。

さらに『Daily Mail（デイリー・メール）』紙によると、ロズベルグよりもシューマッハのほうが、より自由に個人スポンサーと契約できるようだ。

「ミハエルは何を要求すべきなのか知っており、要求できるポジションにいる。私でも同じことをするよ」と3度のワールドチャンピオン、ニキ・ラウダは語っている。

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