マクラーレンは4日(木)、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)がマクラーレンの2010年型リアウイングの合法性を確認しているとの報道を否定した。
『Telegraph(テレグラフ)』や『Daily Mail(デイリー・メール)』は、マクラーレンのリアウイングにあるすき間は、空気抵抗を減らしてストレートでのスピードを向上させるものだとするレッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)のコメントを掲載していた。
「フェラーリの方が興奮しているようだが、われわれもFIAに明確化を求めた」とホーナーは語っている。
これに対しマクラーレンのスポークスマンは、「われわれは、自分たちのクルマが完全に合法だと大きな自信を持っている。いかなる抗議も確認していない」とコメント。
さらにこのスポークスマンは、フェラーリの方がレッドブルよりも「興奮している」としたホーナーのコメントに発言に疑問を投げかけた。
「今朝、フェラーリとも話をしたが、彼らも抗議については何も認識していなかった」とマクラーレンのスポークスマンは語っている。
その後の報道によると、FIAはマクラーレンのリアウイングに懸念を抱いていないもの、これを詳細に分析することには同意したようだ。