以前にミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が2010年に現役復帰すると予言していた元F1チームオーナーのエディ・ジョーダンが、ステファンGPはバーレーンGPのグリッドに並ぶと語っている。
「私は、彼らがジャック・ビルヌーブをドライバーにしてバーレーンに来ると思っている」とジョーダンは『BBC』へ語った。
ジョーダンが語るように、1997年のチャンピオンであるビルヌーブがステファンGPに加入することが有力視されており、1日(月)にはステファンGPが拠点にしているケルンでシート合わせを行ったとみられている。
ステファンGPはまだ2010年の参戦を認められていないものの、ケルンではトヨタが2010年に向けて開発していたパッケージをもとにして参戦へ向けた準備が進められている。
ジョーダンは、USF1に与えられていた参戦枠がステファンGPに与えられるだろうと語った。
USF1はエントリーを2011年まで延期する代わりに、7ケタの金額の保証書を提出することを提案したとも言われているが、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)がUSF1のエントリーを取り消す可能性もあると言われている。
さらにジョーダンは、USF1の支援者であるYouTube創設者のチャド・ハーレイが、支援先をステファンGPに変える可能性もあると加えた。
最近の声明でステファンGPは、2010年シーズンの全戦に出場する「能力」があると語っている。
またステファンGPは、タイヤの供給が受けられなかったためにテストをキャンセルしていたが、トヨタへの支払いを完了していないことがキャンセルのほんとうの理由で、2台目のクルマも完成していないのではないかとのうわさもある。