カンタス航空がオーストラリアGPのタイトルスポンサーになった。
昨年までオーストラリアGPではINGがタイトルスポンサーになっていたが、INGがF1でのスポンサー活動を終了し、その後継スポンサー探しが難航したことから、スポンサーなしで開催される可能性もあると言われていた。
2009年のオーストラリアGPは、4,000万ドル(約32億円)もの損失を計上していた。
「全商業スポンサーの参入を非常に価値あるものだと考えている。彼らの支援により、このイベントに対するビクトリア州政府の負担が軽減される」とビクトリア州の観光大臣であるティム・ホールディングは語った。
オーストラリアGPコーポレーションは24日(水)、声明を出し、カンタスが2010年のタイトルスポンサーになったことを発表している。
カンタスがF1でスポンサー活動を始めたのは1980年のことだった。
「再びこの国際的なスポーツイベントを支援することができ、世界中のF1ファンに触れられることを喜んでいる」カンタスのアラン・ジョイスCEOはこう語った。
カンタスは、1997年から2001年にかけてもオーストラリアGPのタイトルスポンサーになっていた。