フランスの政府とモータースポーツ連盟が、「非常に建設的な」会議を行ったようだ。
先週には、新たにスポーツ大臣に就任したシャンタル・ジュアノが、消滅してしまったF1フランスGPを復活させたいのであれば、FFSA(フランス・モータースポーツ連盟)がそのコストを負担しなければならないと語っていた。
ジュアノはさらに、F1の統括団体であるFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長へ、F1全戦分の温室効果ガスを環境対策などによって相殺する「カーボンオフセット」を実施するようアドバイスもしていた。
しかし、FFSAのニコラ・デショー会長はジュアノ大臣と会談したことを認めており、フランスGPの復活に向け、これは明るいニュースと言える。
「非常に建設的な雰囲気の中で、ミーティングは行われた」とデショーは語っており、ジュアオのオフィスで会談が行われたことも明かした。
F1と特定することはなかったものの、「フランスのモータースポーツに関する大きな問題」について話し合ったことをFFSA側は認めている。
デショーはさらに、こう加えた。
「われわれのスポーツに対し、大臣は非常に賢明な意見を持っていることが分かった」
「FFSAの基本的な業務を含め、すべての大規模なイベントについて話し合うことができた」
「フランスのモータースポーツ発展と進化に向け、大臣は非常に熱心だ」