F3の世界一決定戦マカオGPの決勝レースが21日(日)、マカオのギア・サーキットで行われ、昨年の覇者エドアルド・モルタラ(シグネチャー)が史上初の2勝目を記録した。
予選レースを制し、ポールポジションから決勝レースをスタートしていたモルタラ。スタートをうまく決め、トップの座を守ったものの、グリッド上でクラッシュが発生していたため、セーフティカーが導入された。
レースが再開されると、モルタラはダニエル・アプト(シグネチャー)とローレンス・ファンソール(シグネチャー)に抜かれ3番手に。しかし、トップに立ったアプトもすぐにクラッシュし、再びセーフティカーが導入された。
レース再開直後、モルタラがファンソールを抜いてトップに立つと、そのままモルタラはトップでゴール。F3ユーロシリーズのチャンピオンであるモルタラが、マカオGPで2年連続の優勝を果たし、F3マカオGP史上初の2勝目を達成した。2位にはファンソールが入り、3位はバルテリ・ボッタス(プレマパワー)となった。
全日本F3勢では、アレキサンドレ・インペラトーリ(戸田レーシングwith KCMG)の12位が最上位。山内英輝(ハナシマ・レーシング)が13位、全日本F3チャンピオンの国本雄資(トムス)は16位だった。
マカオGP決勝の結果は次のとおり。
1.エドアルド・モルタラ(シグネチャー)
2.ローレンス・ファンソール(シグネチャー)
3.バルテリ・ボッタス(プレマパワー)
4.マルコ・ウィットマン(シグネチャー)
5.レンジャー・ヴァン・デル・ザンデ(モトパーク・アカデミー)
6.アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(カーリン)
7.ジャン・エリック・ベルニュ(カーリン)
8.ロベルト・メルヒ(プレマパワー)
9.フェリックス・ローゼンクビスト(パフォーマンス・レーシング)
10.カルロス・ウエルタス(ハイテック・レーシング)
11.フェリペ・ナスル(ライコネン・ロバートソン・レーシング)
12.アレキサンドレ・インペラトーリ(戸田レーシングwith KCMG)
13.山内英輝(ハナシマ・レーシング)
14.ジェズマン・ジャーファー(カーリン)
15.ウィル・ブラー(フォーテック・モータースポーツ)
16.国本雄資(トムス)
17.ラファエル・スズキ(トムス)
18.オリバー・ウェッブ(フォーテック・モータースポーツ)
19.ジェームズ・カラド(カーリン)
20.関口雄飛(スリーボンド・レーシング)
21.アダレイ・フォン(シノビジョン・レーシング)
22.ルーカス・フォレスティ(フォーテック・モータースポーツ)
23.ハイウェル・ロイド(CFレーシングwithマノー・モータースポーツ)
24.佐藤公哉(モトパーク・アカデミー)
- ダニエル・アプト(シグネチャー)
- ダニエル・フンカデーラ(プレマパワー)
- リオ・ハリアント(ライコネン・ロバートソン・レーシング)
– カルロス・ムニョス(ハイテック・レーシング)
– マイケル・ホー(ライコネン・ロバートソン・レーシング)
– アレキサンダー・シムス(ライコネン・ロバートソン・レーシング)