全日本F3選手権に参戦中の国本雄資(TOM’S)が、5戦を残した段階でタイトル獲得を決めた。
シーズン開幕以来、全勝を記録してきた国本。4日(土)に岡山国際サーキットで開催された第11戦では、2位以上に入ればタイトル決定という状態だった。
そして迎えた第11戦の予選で、国本はタイムが伸びず、4番手という結果に。続く第12戦の予選でも、国本は4番手に終わっていた。
第11戦の決勝で国本は、まずスタートで1つポジションを上げる。そして、トップを走っていた山内英輝(ハナシマレーシング)がフライングのためペナルティーを受けると、国本はタイトル獲得が決定する2番手に浮上。そのまま2位でレースを終えた。
これにより、連勝記録は10で止まったものの、国本は5戦を残してタイトル獲得を決めた。
5日(日)に行われた第12戦の決勝で、国本は4位に入り、今シーズン初めて表彰台を逃す結果になっている。