ギド・ヴァン・デル・ガルデが、フォース・インディアとの長く続いた訴訟で勝訴した。
フォース・インディアがスパイカーとして参戦していた2007年、ヴァン・デル・ガルデは6,000kmの走行を保証する契約を同チームと結んだものの、実際に走行できたのは2,270kmだった。そのためヴァン・デル・ガルデ側は、フォース・インディアへ200万ドル(約1億6,000万円)の返済を求めていた。
報道によると、法廷はフォース・インディアに186万5,000ドル(約1億5,000万円)の支払い義務があることを認めたという。
意外なことではあるが、ヴァン・デル・ガルデのマネジャーは、ヴァン・デル・ガルデが2011年にフォース・インディアへ加入する交渉に、今回の裁定を利用できる可能性があると語った。
「数年前、この問題は不利な要素になっていたが、今ではわれわれにとって有利になり得る」とヴァン・デル・ガルデのマネジャーは語った。
ヴァン・デル・ガルデは、スパイカーとSUPER AGURIの両チームと契約し、二重契約問題も起こしていた。