セバスチャン・ベッテル(レッドブル)のドライバーズ選手権制覇を受け、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーが次のようなコメントを残した。
「信じられない結果だ。セバスチャンが初めて選手権をリードしたのは、シーズン最終戦だった。リードする必要があるときだけ彼はリードしたんだ。彼はシーズンを通じて全力で戦い抜き、厳しいときもあったし、信頼性の問題が起きたこともあった。だが、決して集中力を切らさなかった」
「彼は史上最年少のF1ワールドチャンピオンであり、ワールドチャンピオンにふさわしいドライバーだ。これは、彼がサーキットでやったことの成果であり、チームの全員が今日の彼が成し遂げたことを誇りに思っている」
「また、マーク(ウェバー/レッドブル)のことも忘れてはならない。今年の彼は、信じられないことをやってきた。彼は見事な走りを見せ、4勝を記録し、最終戦までチャンピオン争いを繰り広げた。今年は2人のどちらにもチャンスがあったし、この2人がチームにいることを、心から光栄に思っている」
「だが、今日はセバスチャン・ベッテルの日だ。また、われわれのドライバーズ選手権初制覇の瞬間に、マテシッツ氏(ディートリッヒ・マテシッツ/レッドブル創業者)がいてくれたことも素晴らしい」
「チームにとっては非常に感情が高ぶる1週間であり、メンバーの全員、すべてのサプライヤー、レッドブルの全員、そして絶え間ないサポートをしてくれたディートリッヒ・マテシッツに感謝したい。とても、とても特別な1週間だった」