レッドブル、初のF1王座獲得

2010年11月08日(月)
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レッドブルが、2010年のF1コンストラクターズ・チャンピオンに輝いた。

ブラジルGPでレッドブルは、今シーズン4度目の1-2フィニッシュを達成。まだアブダビでの最終戦を残しているものの、ランキング2位のマクラーレンが最終戦でレッドブルを逆転することが不可能なポイント差になったため、レッドブルにとって初の王座獲得が確定した。

2009年シーズン後半から、ずば抜けた速さを見せたレッドブル。今シーズンはすでに18戦中、ポールポジションを14回獲得、レース優勝は8回、レース中のファステストラップは6回記録し、圧倒的な速さを見せつけた。

ブラジルGPに優勝したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、「僕たちが2010年のコンストラクターズ・チャンピオンだ!」と喜びを爆発させ、こう続けた。

「次のレースまで、忙しい日が何日か続くけど、ミルトン・キーンズ(チーム本拠地)とここブラジルでは、今日の夜に何杯か飲まないとね」

また、チーム代表としてレッドブルを率いているクリスチャン・ホーナーは、次のように喜びのコメントを残している。

「信じられない結果だ。6年間でこのチームは、誰も気に留めない、誰もが単なるパーティー好きだと思っていたチームから、2010年のF1コンストラクターズ・チャンピオンンに上りつめた。われわれよりも経験があり、長い歴史のあるチームの前でゴールし、彼らに勝ったんだ」

「6年半前にマテシッツ氏(ディートリッヒ・マテシッツ/レッドブル創業者)が心に描いていたものを、今日われわれが実現した。信じられない心境だ」

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