レッドブルからのサポートは得られないとマーク・ウェバー

2010年11月06日(土)
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マーク・ウェバー(レッドブル)が、チームからのサポートを得られることはないだろうと語った。

レッドブルはすでに、ウェバーのチームメートであるセバスチャン・ベッテルを中心にしたチーム作りを行っていると認めていた。しかし、現在はウェバーがチャンピオン争いを繰り広げており、ベッテルにもチャンピオンになる可能性は残されているものの、その可能性は大きいとは言えない状態だ。

だが、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2人のドライバーを平等に扱うとの発言を繰り返している。その一方で、もしベッテルの方が選手権で上位にいれば、レッドブルはベッテルを優遇しただろうとの意見もある。

そんな中ウェバーは、チーム首脳陣が感情的にはベッテルに肩入れしていることは「火を見るより明らか」だと語った。ウェバーがこの発言を行ったのは、レッドブルが自身へチームの力を集中させようとしていないことだけが原因ではない。

韓国GPでウェバーがクラッシュした際、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーが、ウェバーはチャンピオンを争うライバルを巻き込もうとしていたと指摘した。だが、この発言はレッドブルが運営するチャンネルで放映されていたのだ。

この状況に驚いたか質問されたウェバーは、「当然だよ」と答えている。

ウェバーはさらに、自身の今年の好調ぶりや、ベッテルよりも選手権で上位にいる現状が、レッドブルにとっては「不都合」なものだと発言。自身がレッドブルからのサポートを得ることはないだろうとして、次のように加えた。

「これまでそうならなかったんだから、今後も絶対にそうなることはない」

これに対しホーナーは、「チームのメンバーがマークの言ったことを知れば、非常に傷つくだろう。もし本当に彼の発言ならね」と語った。

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