ブリヂストンの2010年韓国GP予選レポート

2010年10月23日(土)
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韓国インターナショナル・サーキットで開催された予選は、ブリヂストンのソフト・コンパウンドのポテンザタイヤで1分35秒585の輝かしいタイムを記録したセバスチャン・ベッテル選手が韓国GP初のポールポジションを獲得した。

ベッテル選手に0.1秒以下の差で続いたのは、チームメートのマーク・ウェバー選手。日曜日の決勝は、今季8回目のレッドブル・レーシングのフロントロー独占となる。2列目はスクーデリア・フェラーリ・マールボロのフェルナンド・アロンソ選手とボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン選手。午前のプラクティスでは、ルノーF1チームのロバート・クビサ選手が同じくソフト・コンパウンドのブリヂストン・ポテンザタイヤで最速ラップタイムを記録した。

浜島裕英(ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
今日の走行のポイントを教えて下さい。
「今日は、路面が向上し続けるサーキットで、非常に接近したエキサイティングなポールポジションのバトルを見ることができ、誰にとってもとても見応えのある予選でした。今日一日で路面は絶えず向上しましたので、タイヤのグレイニングは未だ見られるものの、かなり少なくなりました」

レースではどのようなタイヤ戦略が考えられますか?
「路面コンディションは通常のレース前の状況とはまだ同じではありませんし、ここは初めてのサーキットですので、誰もが変化する状況にうまく対応していくことが求められるでしょう。明日の午後にどのように路面が変化するのかとても興味があります。トップ10のドライバーは予選タイヤでスタートしますが、ソフト寄りのオプションタイヤに燃料満タンでスタートしますので、今日、彼らが走った周回数もひとつの要因となります。おそらく、彼らは比較的早くピットストップすることになると思います。今週末の状況を考えると、2ストップ戦略が現実的な戦略と思います。雨の予報もありますが、もし本当に雨が降れば、何が起きる誰にも分かりませんので、本当におもしろいことになるでしょう」

(ブリヂストン・プレスリリース)

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