F1韓国GPサーキット設計者、路面に自信を見せる

2010年10月20日(水)
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韓国GPを開催する韓国インターナショナル・サーキットの設計者ヘルマン・ティルケが、同サーキットの路面に対する自信を見せた。

路面の最上層は最近になって敷設されたばかりであり、路面からはいまだにオイルがしみ出している状態であるため、路面の硬化が間に合わず、路面が崩壊するのではないかとの指摘もある。

1985年のベルギーGPでは、一部の路面がはがれるという事態が発生したため、予選終了の数ヶ月後に決勝が行われたという「前例」も存在している。

ティルケの設計事務所が韓国側へアスファルト敷設の機材や専門家を提供していたが、ティルケは路面の強度に懸念は抱いていないと語った。

また、ドライバーにとっては挑戦しがいのあるレースになるだろうとして、ティルケは『DPA通信』へこう話している。

「初めはグリップが低いだろう。だが、彼らは世界最高峰のドライバーであり、きっと対応するはずだ」

「初めは、非常に滑りやすくなる。しかし、日曜(決勝)に向けて、路面は(グリップが増して)どんどん速くなっていく」

マクラーレンのチーフエンジニアであるフィル・プリューも路面に問題はないと考えているようだ。

「今日の朝にサーキットを歩いてみたが、路面はそれほど悪くない」

「特にオイルだらけというわけでもなかったし、全体的にスムーズで、うまく敷設され、安定していたと言える」とプリューは語った。

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