F1韓国GP、サーキットでは工事が終わらず

2010年10月20日(水)
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22日(金)にいよいよ開幕を迎える韓国GP。しかし、舞台になる韓国インターナショナル・サーキットは、完成にはまだまだ程遠い状態だ。

コースは何とか形になり、統括団体FIA(国際自動車連盟)の証人は受けた韓国GPだが、主催者側も認めているように、サーキットはまだ完成していない。

すでに現地入りしているメディア関係者やチーム関係者などからは、Twitterを通じて同サーキットの様子を配信しているが、とても数日後にF1が行われるとは思えないような現状がうかがえる。

『BBC』のF1中継で司会を務めているジェイク・ハンフリーは、開催地には満足できるものの「完成にはほど遠い」状態だとTwitterへ投稿している。

また、複数のチーム関係者が画像を投稿しており、まだコース上に建設作業の車両が入り、サーキット建設が進行中であることが分かる。また、ホームストレート上にあるブリッジには、足場がつけられたままだという。

さらに、縁石が実際には設置されておらず、ペイントで縁石を描いているだけになっている部分があることも確認できる。スターティング・グリッドの枠線は、20日(水)になってようやく書かれたようだ。

そして、最も懸念されている路面については、いまだにローラー車による作業が続いている状態だと『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が報じた。

「金曜になるまで、路面がF1マシンのパワーに耐えられるのか分からない」と『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は加えている。

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