日本GP初日は、ブリヂストンのソフトタイヤを装着したセバスチャン・ベッテル選手が、鈴鹿の曲がりくねったコースで最速ラップタイムを記録した。
ベッテル選手は午前のセッションではハードタイヤで最速タイムを記録し、その後、午後のセッションで1分31秒465を記録した。
浜島裕英(ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
今日の走行のポイントを教えて下さい。
「今日は、少しも気を抜くことができない鈴鹿に今年のクルマやドライバーたちが挑戦するエキサイティングな走行を見ることができました。予想通り、コース路面は1日を通して向上しました。特にサーキットがよりドライだった午前のセッションでは、デグナーカーブが問題となったドライバーが数名いました。粗い古い路面からスムーズな新しい路面に変わる部分がありますが、これも良いチャレンジとなります。われわれが初めてF1タイヤをテストした鈴鹿で、タイヤは全体的に力強いパフォーマンスを発揮しました」
今回のタイヤのアロケーションには、今週末、どんな性能を期待しますか?
「どちらのコンパウンドも今日はとても良かったと思います。リアよりもフロントに少し多く、いくらかのグレイニングがありましたが、特に心配するほどのことではありません。それよりも、天気が心配です。雨になる可能性が高いので、そうなると今日よりも難しくなるでしょう。ドライのままならば新しいラップレコードが記録される可能性もありますが、それも天気次第だと思います」
(ブリヂストン・プレスリリース)