週刊マクラーレンMP4-23製作日記　第5号

2010年10月05日（火）

「週刊マクラーレンMP4-23」の製作日記も第5号になり、今回が最終回となる。上の写真は第5号で届けられるパーツ類だが、1つ見慣れないパーツがあることに気付くだろう。

これを見ただけで、どこに使われているパーツなのか分かるファンは少ないのではないだろうか。実はこのパーツ、モデルの完成後にも重要な役割を果たすパーツなのだ。

先ほどのパーツに、一緒に届いたピンを装着した様子。F1マシンの構造に詳しいファンなら、この写真を見れば何のパーツなのか気付く人もいるかもしれない。

このパーツは、ノーズとモノコックを結合する部分のものだ。外側からでは絶対に見えない、こんな細かいパーツまで、実車と同じ形状で精密に再現されている。このパーツがあるおかげで、今回のモデルでもフロントノーズが着脱可能になっている。

そして、これまでは底面が開いたままになっていたフロントノーズにはめるパーツも届いた。

これでフロントノーズは完成。いよいよ次号では、フロントウイングが組みつけられることになる。

今回届いた2本目のタイヤと完成したフロントノーズ。マクラーレンの特徴とも言えるシルバーの美しい光沢も忠実に再現されている。

第5号までに完成したパーツ。まだ5号までしか組み立てていないが、ノーズ部分はほぼ完成した。次号以降に届くパーツも楽しみだ。

5号までではノーズ部分が完成したのみだが、全65号をそろえると、大迫力のMP4-23が完成する。ちなみに、「週刊マクラーレンMP4-23」の全65号を購読した読者全員にレインタイヤ（専用スタンド付き）とルイス・ハミルトン仕様の1／4スケール・ステアリングがプレゼントされる。

単なるスケールモデルとしてではなく、作る楽しみも味わうことができ、まるでF1メカニックになったような気分も楽しめる「週刊マクラーレンMP4-23」。毎号少しずつパーツが届くため、1回に費やす時間も少なくて済む。仕事で忙しい方でも、時間の心配をすることなく安心して「完成」というゴールまでたどり着けるはずだ。

オフシーズンの楽しみが増えたので、編集部でも毎週コツコツ作り上げていきたい。

『週刊マクラーレンMP4-23』創刊記念として、F1日本GPの優勝チームを予想し、素敵なプレゼントが当たるTwitter企画も始まっている。

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